パンサーカメレオンのモルフ・ローカリティ一覧

パンサーカメレオンはマダガスカル島原産で、産地毎にモルフという地名ごとの呼び名が付いており、モルフ毎に鮮やかで多彩なカラーバリエーションを持ち、愛好家が世界中にいる人気の種です。
今回はパンサーカメレオンのモルフの一覧を作成しました。
モルフによっては流通量が少なく入手が難しいものもありますが、皆様のお気に入りの一匹を探す一助になれば幸いです。

本島（Mainland）

アンビローブ Ambilobe

発色が鮮やかで、日本国内で多く繁殖されておりポピュラーなモルフ
流通量は多い。
青みが多い“ブルーバー”は体色は淡く爽やかなスカイブルーをベースに顔まわりと手足、尾に赤みが入る。
“レッドバー”は体の赤みの割合が多い。
また両色系統とも、血統によっては黄色が混じることもある。

サンバーバ Sambava

こちらも人気のモルフの一つ
全身にかけて淡い赤・黄色・オレンジが占める。

アンバンジャ Ambanja

こちらも人気のモルフの一つ
体色は全体的に青みがかっており、縞模様の中に濃い赤やオレンジがわずかに現れる。

アンキフィー Ankifi

濃い緑がベースのいかにもカメレオンらしい体色
顔まわりに若干の赤みと、腹部に黄色〜オレンジの発色
真に王道で落ち着いた貫禄の印象を受ける配色で、人気の高いモルフ

アンダパ Andapa

体色は黄色がメイン、緑が多少出る個体もある
縞模様内にも緑が少し入る

アンカラミー Ankaramy

ピンク〜淡いオレンジの体色が全身を占める
縞模様は薄くほぼ確認できない。
別名ピンクパンサーの愛称で人気の高いモルフである。

アンピスキアナ Ampiskiana

全身は深い緑
縞模様内は黒〜濃い紫が現れる
シンプルながらカメレオンの造形が美しく映えるカラー

アンバト Ambato

全身に透明感のあるターコイズブルーが広がる
縞模様は濃い紫と赤みが出るか青白くなる
アンバンジャに類似

タマタブ Tamatave

赤と白の二色構成の種
背中に若干の緑が入る

マソラ Masoala

全体的に白が多く、縞模様は赤く染まる２トーンカラー

島(Nosy)

Nosyとはマダガスカル語で「島」という意味です。

ノシベ Nosy Be

ノシーズを代表する人気の高いモルフ
全身エメラルドグリーン〜ターコイズブルーで覆われていて、縞模様や他の色があまり目立たない。

ノシミチオ Nosy Mitsio

柑橘系を思わせる爽やかな黄色と緑

ノシファリー Nosy Faly

レユニオン Reunion

最後に

これ以外にもまだまだ多くのモルフが存在します。
今回は知名度が高い人気のモルフを中心にご紹介しました。

またモルフは一概に上記の写真のような色になるとは限りません。
野生か繁殖によっても色の出方は変わりますし、写真撮影時の光量・モニター・バスキング・年齢・個体差により実際の色彩が異なる可能性は十分にあります。
気になるモルフの入荷情報などがあったら、実際に足を運んでご自身の目で確認してからのご購入をお勧めします。